糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう)
糖尿病網膜症とは
糖尿病網膜症は、高血糖の状態が続くことで網膜の細い血管がダメージを受け、眼底出血やむくみ(浮腫)を引き起こす病気です。初期は自覚症状がほとんどなく、進行すると網膜剥離や硝子体出血となり、失明に至ることもあります。
糖尿病網膜症のまぶしさ
網膜の血管から血液成分が漏れ出し、黄斑部にむくみ(黄斑浮腫)が生じると、視機能が著しく低下します。
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激しいまぶしさ
網膜の感度が不安定になり、わずかな光でも刺すようなまぶしさを感じたり、視界全体が白っぽくかすんだりします。
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コントラストの低下
出血やむくみの影響で、背景と物の区別がつきにくくなります。特に明るい場所では、光に遮られて対象物が見えなくなる「白飛び」のような現象が起こりやすくなります。
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レーザー治療後のまぶしさ
治療の一つである網膜光凝固術(レーザー治療)後は、網膜にやけどをした状態になり、光を過敏に感じます。
遮光眼鏡の有用性
網膜への刺激となる光を抑え、にじんだ視界のコントラストを改善し、「まぶしすぎて見えにくい」状況を緩和します。
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まぶしさのコントロール
網膜への光刺激を最小限に抑えることで、不快なまぶしさを取り除き、目を開けていることのストレスを軽減します。
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視界のクッキリ感の向上
短波長光をカットすることで、色のメリハリをはっきりさせます。これにより、視力が低下している状態でも文字や階段の段差、人の顔などを認識しやすくします。
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レーザー治療後のケア
光に過敏になった網膜に対して、遮光眼鏡による光の調整が非常に有効です。
【監修医師プロフィール】
医療法人新光会 武蔵浦和眼科クリニック 院長
獨協医科大学埼玉医療センター
江口 万祐子(えぐち まゆこ)先生
■略歴
1997年 東海大学 医学部 卒業
1998年~ 獨協医科大学越谷病院(現:獨協医科大学埼玉医療センター)眼科
2008年~ 武蔵浦和眼科クリニック 院長
2021年10月~ 獨協医科大学埼玉医療センター 眼科 非常勤講師
■資格
日本眼科学会眼科専門医/埼玉県眼科医会常任理事/日本ロービジョン学会評議員/身体障害者福祉法第15条指定医/パラスポーツ医/視覚障害者用補装具適合判定医師研修会修了/オルソケラトロジー認定医/日本抗加齢医学会専門医