白内障(はくないしょう)
白内障とは
白内障は、目の中でカメラのレンズの役割を果たす「水晶体」が、主に加齢によって白く濁る病気です。透明だったレンズが曇りガラスのようになることで、光が網膜に届きにくくなり、「視界がかすむ」「視力が低下する」といった症状が現れます。
白内障のまぶしさと
術後のまぶしさ
白内障は、術前と術後で異なった種類のまぶしさを呈します。
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術前の光の散乱による眩しさ
水晶体の濁りに光が当たって乱反射し、視界全体が白っぽく光り輝く「グレア現象」が起こります。晴天時の外出や夜間の対向車のライトが、刺すようなまぶしさに感じられます。
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術後の「まぶしすぎる」現象
白内障手術で濁った水晶体を取り除き、透明な眼内レンズを入れると、それまで遮断されていた光が一気に目に入り込みます。これにより、手術前よりもまぶしさを強く感じたり、光の加減に目が追いつかなかったりする「術後の羞明(しゅうめい)」に悩む方が少なくありません。
遮光眼鏡の有用性
光の散乱を抑えて、霧が晴れたようなくっきりとした視界へ導きます。「見え方の質」を整えて手術後の「まぶしすぎ」でお悩みの方にも最適です。
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コントラストの強調
眩しさの原因となる青色光を効率よくカットすることで、光の散乱を抑えます。これにより、霧がかかったような視界から物の輪郭がはっきり浮かび上がるようになります。
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術後の目の保護
手術後の過敏になった目に、優しく安定した光を届けることができます。サングラスのように視界全体を暗くしすぎないため、室内外を問わず快適に過ごすことが可能です。
【監修医師プロフィール】
医療法人新光会 武蔵浦和眼科クリニック 院長
獨協医科大学埼玉医療センター
江口 万祐子(えぐち まゆこ)先生
■略歴
1997年 東海大学 医学部 卒業
1998年~ 獨協医科大学越谷病院(現:獨協医科大学埼玉医療センター)眼科
2008年~ 武蔵浦和眼科クリニック 院長
2021年10月~ 獨協医科大学埼玉医療センター 眼科 非常勤講師
■資格
日本眼科学会眼科専門医/埼玉県眼科医会常任理事/日本ロービジョン学会評議員/身体障害者福祉法第15条指定医/パラスポーツ医/視覚障害者用補装具適合判定医師研修会修了/オルソケラトロジー認定医/日本抗加齢医学会専門医